原因が真逆!?「片頭痛」と「緊張型頭痛」の見分け方と対処法

「頭がズキズキして仕事が手につかない」「夕方になると頭を締め付けられるように重い」……そんなお悩みを抱えていませんか?実は、日本人の4人に1人は「頭痛もち」であると言われています。
ひとえに頭痛といっても、その原因によって対処法が全く異なることをご存知でしょうか?間違ったケアをすると、かえって症状を悪化させてしまうこともあります。
今回は、日常的に起こりやすい「片頭痛」と「緊張型頭痛」の違い、そして「病院に行くべき危険な頭痛」のサインについて、分かりやすく解説します。
あなたはどっち?2大頭痛の特徴チェック
日常生活で起こる頭痛の代表格が「片頭痛」と「緊張型頭痛」です。これらは、血管が「広がる」か「縮まる」かという、真逆の原因で起こります。
① 片頭痛(血管が広がることが原因)
脳の血管が急激に広がることで、周囲の神経を刺激して起こるといわれています。
主な症状
ズキズキと脈打つような痛みがある。
光や音、臭いに敏感になり、不快に感じる。
階段の上り下りなど、日常の動作で痛みが強くなる。
時には寝込んでしまうほど強く痛む。
きっかけ
寝不足や寝すぎ、低気圧、光や音の刺激、緊張がふっと緩んだ時(休日の前など)に起こりやすいのが特徴です。
② 緊張型頭痛(血管が収縮することが原因)
頭や首、肩の筋肉が凝り固まり、血流が悪くなることで起こります。
主な症状
頭をギューッと締め付けられるような重い痛み。
動いても痛みが強くならず、我慢すれば仕事などは続けられる。
1日中ダラダラと続き、夕方に悪化することが多い。
きっかけ
長時間のデスクワークやうつむき姿勢、枕が高すぎる、あるいは精神的なストレスや不安が原因となります。

原因が真逆なら、対処法も真逆!
片頭痛と緊張型頭痛は、対処法を間違えると逆効果になるため注意が必要です。
| 片頭痛の対処法 | 緊張型頭痛の対処法 |
| 「冷やす・休む」 | 「温める・動かす」 |

「この症状は病院に行くべき?」受診の目安
多くの頭痛は命に関わらない「一次性頭痛」ですが、中には「二次性頭痛」と呼ばれる、放置すると命に関わる怖い頭痛が隠れている場合があります。
以下の症状がある場合は、我慢せずにすぐに脳神経外科を受診してください。

当院では、診察や問診に加えてCTやMRI検査を行い、脳に重大な病気(くも膜下出血や脳腫瘍、動脈解離など)が隠れていないかをチェックします。
まとめ
片頭痛と緊張型頭痛は、自分に合った対処法を知ることで、ぐっと楽に過ごせるようになります。もし市販薬が効かない、あるいは日常生活に支障が出ているという場合は、一度専門医にご相談ください。
当院では、一人ひとりの症状に合わせて予防薬の処方や、生活習慣へのアドバイスを行っています。「ただの頭痛だから」と諦めず、痛みのない快適な生活を取り戻しましょう!