医療法人 熊愛会熊本脳神経外科病院

簡単診断の結果

※結果はあくまでも可能性のある病気です。正確な診断には、医師による診察が必要です。

頭痛・意識障害・吐き気・片側の手足の痺れなどがある。

という症状から疑われる病気は、


急性硬膜下血腫

急性硬膜外血腫

脳挫傷

である可能性があります。

特徴

脳の表面には内側から順に軟膜・くも膜・硬膜という3つの膜で覆われています。頭部への強い衝撃によって脳の表面を走る動脈や静脈が傷ついた結果、硬膜と頭蓋骨の間に血の塊(血腫)ができるものを硬膜外血腫、硬膜とくも膜の間に血腫ができるものを硬膜下血腫といいます。脳自体に強い衝撃が加わり、損傷した状態を脳挫傷といいます。交通事故などの他にも、スポーツ中での脳震盪後の再打撲などでも注意が必要です。

当院でできること

CT検査にる迅速な画像診断を行います。いずれの病気の場合も、重症の場合は緊急手術となりますが、その際は急性期病院へ救急搬送いたします。軽度の場合は、出血の厳重な管理を目的に当院で入院加療を行います。

* 必ずしもこの通りではありません。診察の結果、医師が必要と判断した検査を行います。

アクション

打撲後、意識障害を伴う場合は早急に救急車を呼んでください。お子様の場合は判断に迷われると思いますが、嘔吐が続いたり、ぐったりしているときは病院を受診してください。ご不明の際はお気軽にお電話ください。